2020/03/15

メラビアンの法則

言語ではない聴覚や視覚の情報が大事ということを説いた法則です。

メラビアンとはこれを提唱した人の名前ですね。

具体的に数字で表しますと、以下の通りです。
 視覚情報:55%
 聴覚情報:38%
 言語情報:7%

視覚情報

対峙している人の表情や仕草です。
ボディランゲージと呼ばれるものでもあります。

聴覚情報

主に声ですね。
ボリュームやトーン、話す速さや言い回しなどです。

言語情報

実際の内容です。
これって7%しかないのですね。
内容だけという話なので、手紙だけで物事を伝えるのと似ています。
(文字が汚いとかは抜きとして。)
確かに話しているよりも手紙やメールだけの方が伝えるのが難しいですよね。
それに人間ですから、感情というファクターが大事です。
微妙なニュアンスは言葉だけでば難しいです。

組み合わせを考える

例えば、“笑いながら怒る”を考えてみましょう。
 視覚情報:笑う
 聴覚情報:怒る
 言語情報:怒る
割合だけでいえば、視覚情報が55%ですから、笑っています。
こんなことを日常でする人はまずいないと思いますけどね。

生かし方

ビジネス、恋愛、就活のなんでも使えます。

全て、自分自身で完結するものではないので、
相手との関係性や、相手のキャラクターに合わせて
自分がどのように振舞うのが良いのか?を少しだけでも考えることで
有利に働くでしょう。
印象操作ですね。

もちろん、相手も同じ手口を使ってくる可能性がありますので
騙されないようにしましょうね。