2019/06/12

10,000時間の法則

プロになれる時間

10,000時間の法則って聞いたことありますか?
10,000時間鍛練を積めば、一人前になれると
いうことです。
当たり前ですが、誰でもではないし、
やることにもよると思います。

そう言っていても始まらないので、
10,000時間がどれ位のものなのか考えてみます。

普通に働いている社会人がどれくらいで一人前になるかを
考えると、
 ・1日8時間
 ・週休2日+祝日とかで年間就業日数は約230日
これで考えると、10,000時間÷8時間÷230日≒5.4年
一人前になるには5年半くらいですかね。

単純に時間で考えると
・1日1時間で、365日やったとして、27.4年
・1日2時間で、365日やったとして、13.7年
・1日3時間で、365日やったとして、9.1年
・1日4時間で、365日やったとして、6.8年
・1日5時間で、365日やったとして、5.5年
・1日6時間で、365日やったとして、4.6年
・1日7時間で、365日やったとして、3.9年
・1日8時間で、365日やったとして、3.4年
・1日9時間で、365日やったとして、3.0年
・1日10時間で、365日やったとして、2.7年

仕事しながらだと、出勤前・通勤・退社後で
頑張っても1日4時間できれば素晴らしいですね。
それでも、約7年かかります。
土日もっと頑張ればもっと短縮できますね。

ついでに逆も考えてみます。
・1年で10,000時間を達成するためには、1日27.4時間(無理です。)
・2年で10,000時間を達成するためには、1日13.7時間
・3年で10,000時間を達成するためには、1日9.1時間
・4年で10,000時間を達成するためには、1日6.8時間
・5年で10,000時間を達成するためには、1日5.5時間
・6年で10,000時間を達成するためには、1日4.6時間
・7年で10,000時間を達成するためには、1日3.9時間
・8年で10,000時間を達成するためには、1日3.4時間
・9年で10,000時間を達成するためには、1日3.0時間
・10年で10,000時間を達成するためには、1日2.7時間

高校の3年間や大学の4年間かければ、
何かしらを達成できそうですね。
と言っても遊びたい時期なので、
遊びが一人前になりそうですね。

大体の人は、この法則も当てにならないよ。と
思う人が多いと思います。
私もそうです。
この法則には密度とか内容の考えがないんですよね。

大げさに言ってしまうと、
 ・10,000時間 ずっと足し算だけやっていた。
 ・10,000時間 レベルに合わせて数学の学習をしていた。
この二つが同じになるとは思えません。

学習時間×密度=10,000時間密度
みたいな数式で表したいのですが、
密度ってわかりませんよね。
人によって違いますし。

まとめ

色々書きましたが、
時間をかけることは大事です。
そして密度も大事です。

それに10,000時間を達成したら終わりではありません。
一人前になったということはそこからが
スタートだと思います。
そのため、この後に更に時間を費やすことになるでしょう。

最初にも書きましたが、社会人は5年頑張れば一人前です。
そう考えると10,000時間もそう遠くないかも。。。