プロになれる時間
10,000時間の法則って聞いたことありますか?10,000時間鍛練を積めば、一人前になれると
いうことです。
当たり前ですが、誰でもではないし、
やることにもよると思います。
そう言っていても始まらないので、
10,000時間がどれ位のものなのか考えてみます。
普通に働いている社会人がどれくらいで一人前になるかを
考えると、
・1日8時間
・週休2日+祝日とかで年間就業日数は約230日
これで考えると、10,000時間÷8時間÷230日≒5.4年
一人前になるには5年半くらいですかね。
単純に時間で考えると
・1日1時間で、365日やったとして、27.4年
・1日2時間で、365日やったとして、13.7年
・1日3時間で、365日やったとして、9.1年
・1日4時間で、365日やったとして、6.8年
・1日5時間で、365日やったとして、5.5年
・1日6時間で、365日やったとして、4.6年
・1日7時間で、365日やったとして、3.9年
・1日8時間で、365日やったとして、3.4年
・1日9時間で、365日やったとして、3.0年
・1日10時間で、365日やったとして、2.7年
仕事しながらだと、出勤前・通勤・退社後で
頑張っても1日4時間できれば素晴らしいですね。
それでも、約7年かかります。
土日もっと頑張ればもっと短縮できますね。
ついでに逆も考えてみます。
・1年で10,000時間を達成するためには、1日27.4時間(無理です。)
・2年で10,000時間を達成するためには、1日13.7時間
・3年で10,000時間を達成するためには、1日9.1時間
・4年で10,000時間を達成するためには、1日6.8時間・5年で10,000時間を達成するためには、1日5.5時間
・6年で10,000時間を達成するためには、1日4.6時間
・8年で10,000時間を達成するためには、1日3.4時間
・9年で10,000時間を達成するためには、1日3.0時間
・10年で10,000時間を達成するためには、1日2.7時間
高校の3年間や大学の4年間かければ、
何かしらを達成できそうですね。
と言っても遊びたい時期なので、
遊びが一人前になりそうですね。
大体の人は、この法則も当てにならないよ。と
思う人が多いと思います。
私もそうです。
この法則には密度とか内容の考えがないんですよね。
大げさに言ってしまうと、
・10,000時間 ずっと足し算だけやっていた。
・10,000時間 レベルに合わせて数学の学習をしていた。
この二つが同じになるとは思えません。
学習時間×密度=10,000時間密度
みたいな数式で表したいのですが、
密度ってわかりませんよね。
人によって違いますし。
まとめ
色々書きましたが、時間をかけることは大事です。
そして密度も大事です。
それに10,000時間を達成したら終わりではありません。
一人前になったということはそこからが
スタートだと思います。
そのため、この後に更に時間を費やすことになるでしょう。
最初にも書きましたが、社会人は5年頑張れば一人前です。
そう考えると10,000時間もそう遠くないかも。。。